フリーランスで働く場合のデメリットや注意点

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フリーランスには、定年もなく自分のスキルを生かして自由に働けるというメリットがありますが、必ずしも良い面ばかりではありません。

フリーランスで働く場合のデメリットや注意点がいくつかあるので、よく考慮した上で働き方を選ぶようにしましょう。

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収入が不安定

会社員なら毎月の給料が固定給で支払われますが、フリーランスの場合は報酬が案件ごとに異なったり、出来高によって多くなったり少なくなったりするため、収入が不安定になります。

また、何らかの事情があって働けない期間があったり、体調を崩してしまった場合なども、有給休暇があるわけではないので、収入が減少します。

安定した収入がないと、ローンやクレジットカードなどお金に関わる契約が難しくなるというデメリットもあります。

 

仕事を教えてくれる人がいない

組織に依存しない自由な働き方がフリーランスなので、仕事をする上で上司もいなければ、先輩、同僚もいません。

そのため、仕事は自分で覚えなければならず、ライバルもいないのでスキルアップしにくいという問題があります。

収入アップのためには、意識して新しい技術を身に付け、応用力や即戦力を磨いて行く必要があります。また、何らかのトラブルが起きた場合の解決能力も求められます。

 

自分で仕事を見つけなければならない

会社勤めなら出社すれば仕事がありますが、フリーランスは自分で仕事を探し案件を獲得しなければなりません。

50代・60代の方がフリーランスとして働く場合は、今まで勤めていた会社または会社のネットワーク関連から仕事を得たり、友人・知人に紹介してもらう方法が最も現実的です。

また、IT関連やWeb関連のスキルを持っている方は、「クラウドソーシングサイト」を利用すれば、割と簡単に案件を見つけることができます。

 

時間管理が難しい

フリーランスは、働く時間を自分で自由に決められるというメリットがありますが、同時に時間管理が難しいというデメリットもあります。

特に在宅勤務の場合、日常生活と仕事との線引きが難しく、休憩時間や食事の時間が不規則になってしまったり、時には深夜まで仕事を続けてしまい、睡眠不足に陥るという事が起こります。

健康を害してしまわないよう、一日に何時間働くか、休憩時間や休日はどのように取るか、無理のないスケジュールをきちんと立てた上で仕事を進めるようにしましょう。

 

確定申告を自分で行わなければならない

フリーランスの報酬は給与ではないので、契約先の会社で年末調整は行われません。

そのため、ある程度の利益(事業所得・雑所得)があれば、確定申告を自分で行う必要があります。
※年間の事業所得が、所得控除の額を下回る場合は、確定申告は必要ありません。

確定申告には、フリーランスとして得た収入額や必要経費として計上するための各種領収書などが必要になるため、日頃からまとめておくようにしましょう。

現在は「国税庁ホームページ」からオンラインでの申告も可能になっていますが、この場合は事前にe-Taxを利用するための「利用者識別番号(半角16桁の番号)」を取得しておく必要があります。

国税庁ホームページ

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