人生の折り返し地点はどこにある?

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50代、60代になると「人生の折り返し地点」が気になります。人生100年時代の今、「人生の折り返し地点は50歳だろうか?」、或いは「もう過ぎたのだろうか?」などと考えてしまいます。

山と道の画像

しかし、人生はどこかで折り返して元に戻って来るというわけではないので、「人生の折り返し地点は存在しない」というのが当サイトのスタンスです。

むしろ、50代・60代は新たな気持ちで再スタートする時期と捉えたほうが、明るく希望を持った人生へと歩み始めることができます。

 

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人生の折り返し地点とは?

「人生の折り返し地点」という言葉を時々テレビやラジオで聴いたり、雑誌などで見かけますが、これは人生というものを「マラソン」あるいは「登山」にたとえた場合に使われるようです。

実際に何歳くらいを指すのかについては色々な解釈があるようですが、人生80年と言われたひと昔前までは、40歳くらいが折り返し地点とされたことからすると、寿命が延びて人生100年時代と言われる現代では、50歳くらいが折り返し地点になるのかもしれません。

仮に自分の中で「折り返し地点」を設定した場合、ここに来たら「あと半分の人生が残っている」と捉えるのか「あと半分しか残っていない」と捉えるかのどちらかですが、何歳まで生きるのかは誰にもわかりません。

あと半分残っているはずの人生が10年で終わってしまったり、人によっては半分以上長生きすることもあります。

人生をマラソンにたとえると、折り返し地点でUターンし、来た道を戻るということになりますが、刻々と変化する時代の中で、同じ景色に遭遇することは二度とありません。

また、人生を登山にたとえると、頂上まで上り続け、そこから折り返して下山するというイメージになりますが、そうなると人生後半は「下り坂」となり、ネガティブな気分になってしまいます。

人生は折り返さなくても進むだけでいい

人生100年時代からすると、確かに50歳は中間地点にあたります。

しかし、そこから折り返すのではなく「前に進む」とイメージしたほうが、豊かな人生につながります。

「平成」から「令和」へと時代は変わり、社会環境も変わって行きます。

自然災害に見舞われたり、突然の事件・事故に巻き込まれたり、時には想像すらしなかった事が起こることもあり、前に進んでいると意識しなければ、乗り越えられないことも多くあります。

また、平凡な日常の中でも、新しい経験や新しい出会いがあったり、新しい発見や新しい感動があったりしますが、常に前に進んでいると意識することにより、知識を増やして自らを高めようとする意欲もわいてきます。

50代、60代、70代と年を重ねるに連れ、体力は落ちて来て記憶力や判断力も衰えて来るといったことは避けられませんが、ゆっくりとでも前に進むことにより、豊かな人生の実りを手にすることができます。

たとえ明日、世界が終わりになろうとも・・・

ドイツの宗教改革者、マルティン・ルターが残した言葉に「たとえ明日、世界が終わりになろうとも、私はリンゴの木を植える」というものがあります。

英文では、「Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree.」で、直訳すると「たとえ明日世界がごなごなになることを知っていたとしても、私は自分のりんごの木を植え続けるだろう。」という意味になります。

誰の人生もいつかは終わりますが、与えられた環境の中で一歩ずつ進むことの大切さを示唆している言葉と言えます。

 

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