若々しいファッション選びのコツ

50代・60代のファッション選びで注意したいのは、あまりにもオジサンくさいファッション・オバサンくさいファッションになってしまわないかということです。

無理に若作りする必要はありませんが、大人の品格を失わない程度に若々しいファッションを心掛けたいですね。

若々しいファッション選びのコツとは？

次のような点を意識しながら日々のファッションを選んでみてください。

ファッションにまったく興味がなく、「着られるものなら何でもいい」といった気持ちでいると、それだけで「年寄りくさい」イメージのファッションになってしまいます。

あれこれ迷いながらもファッション選びを楽しむようにすると、自然にコーディネートに活気が生まれ、若々しさがプラスされます。

顔の周りは暗い色よりも暖色系の明るい色を合わせるようにすると、顔全体が明るく華やいで若々しい印象になります。

襟元が明るい色のトップスにするか、または明るい色の帽子、マフラー、スカーフなどを合わせてみてください。

ベーシックデザインばかりのファッションは無難ではあっても、新鮮さに欠けるというデメリットがあります。

しかし、流行っているからとトレンドをそのまま取り入れ過ぎると、品がなくかえって「ダサい」イメージになってしまいます。

一部にさりげなくトレンドを取り入れるようにすると、年齢よりも若いイメージになります。

無地のアイテムは老けて見えるといったイメージがありますが、決してそうではありません。

むしろ、派手なプリント柄や大胆なロゴマークが入ったトップスなどは、ファッションの品位を落とし、オジサン・オバサンっぽく見えてしまうことがあります。

無地アイテムを上手に生かし、一部に柄を入れて華やかさを添えたり、おしゃれなボタンでアクセントを付けたりといったコーディネートがおすすめです。

年齢を重ねるにつれ、ゆったりとしたファッションアイテムばかりを選ぶようになったという方が少なくありません。

ゆったりサイズの服は、着脱が楽で体型カバーも兼ねることができるというメリットがありますが、どうしても老けた印象になってしまいます。

部屋着や普段着は別として、外出用のファッションアイテムは、ぴったりのサイズか少しだけゆるめのものを選ぶようにすると、若々しさを印象付けることができます。

50代・60代になると、グレー・ベージュ・ブラウン・カーキなどの地味な色合いで、スタンダードなデザインのファッションアイテムを選んでしまう傾向があります。

無難ではあるものの、あまり地味なファッションを選んでしまうと、疲れているような印象で実年齢よりも上に見られてしまいます。

無理に若作りしょうとして派手過ぎるファッションになってしまうのも問題ですが、部分的にビビットカラーを入れたり、パステルカラーをうまく取り入れて、「自分からすればちょっと派手かな・・・」くらいが丁度よいかもしれません。

清潔感を意識したファッションは、何歳であっても、また男性であっても女性であっても、大人の品格の中にさわやかな若々しさを感じさせます。

襟元や袖口、靴下などの汚れに注意するほか、洋服のシワや汗ジミ、細かなゴミなどがついていないかどうかにも気を配りましょう。

また、一部に白を入れたコーディネートにすると、清潔感を印象付けることができます。