何歳になっても大学で学ぶことができる・その方法は?

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現在、社会人が大学で学ぶ方法は数多くあり、何歳からでも入学が可能となっています。

入学時期や授業料、授業の受け方、修業年限なども色々な方法があるので、大学で学びたいと思っている方は、ぜひ挑戦してみてください。

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大学は何歳からでも入学できる

日本全国にある大学も世界中にある大学も、年齢による入学制限はありません。
何歳であっても、学びたい時に学べるのが大学という場所です。

日本では進学や就職に対する強い固定観念があるためか、「18歳で入学・22歳で卒業」が当たり前という風潮がありましたが、令和時代の今、徐々に変化が見られます。

平均寿命が延びたこと、生涯学習の普及、生き方の多様化など、様々な要因がありますが、大学での学び方の選択肢が増えたことにより、50代からの大学入学も普通のことになりつつあります。

正規生と非正規生

大学生の学籍は、正規生(正規学生)と非正規生(非正規学生)とに分けられます。

正規生は、「大学で定めた定員内で入学する学生」で、修業年限は通常4年(医学部薬学部は6年)となっており、必要な単位を修得することにより、学位や称号が取得できます。

夜間大学、昼夜開講制、通信制大学で学ぶ場合も、規定の単位を修得し卒業試験などに合格すれば、正規生と同様に「学士(大卒資格)」の学位が取得できます。

一方、非正規生は、「大学で定めた定員外で入学する学生」で、半年~1年程度の短期間大学に在籍し、授業を受けたり、研究を行ったりすることができますが、多くの場合学位は取得できません。

50代から大学で学び、「学士(大卒資格)」の学位を取得したいという明確な目標がある方は、正規生として入学することも可能です。

非正規生の場合は、社会人や留学生など幅広い年齢や国籍の人が対象となっており、願書や教授の紹介のみで入学できるケースが多くなっています。

非正規課程には、科目等履修生や聴講生、履修証明プログラム、公開講座など、数多くのコースがあるので、50代からでも、また働きながらでも無理なく学ぶことができます。

 

社会人が大学で学ぶ方法

社会人が大学で学ぶには、次のような方法があります。

正規生として入学

50代・60代からでも、正規生として入学することは可能です。

この場合、試験科目に関する情報を集めたり、計画を立てて受験勉強をしたり、入学金や授業料を用意したりと、さまざまな困難が伴いますが、専門的な知識を得たい方や、学位など大卒資格を取得したいという明確な目標を持っている方は、ぜひチャレンジしてみてください。

通信制大学

通信制大学は、自宅での学習を中心に、一定回数または一定期間大学に通学して授業を受けるスクーリングと、インターネットを利用したオンライン授業などの組合せで学習が進められています。(スクーリングが一切不要で卒業できる通信制大学もあります。)

入学試験がなく、書類選考のみで簡単に入学できる大学が多く、4年間で合計124単位を修得し、卒業試験や総合面接試験に合格すれば「学士(大卒資格)」を取得できます。

通信制大学は通学制の大学に比べ学費が安く、全国どこからでも好きな大学に在学できることから、大卒資格を取得したい人やキャリアアップを目指す人、学び直しをしたい人など、幅広い年齢層や経歴を持つ人から人気となっています。

夜間大学

夜間大学は、夜間学部(夜間部)とか、二部と呼ばれていますが、夜の時間帯に授業が行われているため、働きながら学ぶことができ、卒業すれば大卒資格も取得することができます。

昼間部の授業は、一般に9時~18時に行われていますが、夜間部の授業は18時~21時頃までのところが多く、修業年限は通常の大学と同じ4年間または5年間となっています。

夜間部では高校新卒者のほか社会人も多く、幅広い年齢層の人が学んでいますが、学費は昼間部の学費の半分ほどなので、経済的負担も少なくなっています。

昼夜開講制

昼夜開講制(ちゅうやかいこうせい)とは、同一学部において昼間及び夜間の双方の時間帯において授業を行う制度で、「昼夜フレックス制」とも呼ばれています。

1時限目から6時限目の昼間時間帯が中心の「昼間主コース」と、6時限目から7時限目の夜間時間帯が中心の「夜間主コース」があり、個々人のライフスタイルに合わせた授業の受け方が可能になっています。

近年では、「第二部」の志願者が減少傾向にあることから、夜間学部を廃止して社会人でも授業が受けやすい昼夜開講制を導入する大学が増えています。

科目等履修生

科目等履修生とは、大学に入学せずに、開設されている授業科目の中から、特定の科目を選択して履修するものです。

その科目に関しては、一般の学生と同様に授業に出席し、レポート提出や試験を受けて合格することにより、単位も与えられます。

大学の正規の単位が得られるため、教育職員免許を取得したい人や、学び直しをしたい社会人におすすめですが、「単位累積加算制度」を活用すれば、学士の学位を取得することも可能です。

履修証明プログラム

数科目の科目等履修や公開講座では物足りない、もう少し本格的に学んでみたいという方におススメなのが「履修証明プログラム」です。

履修証明プログラムは、社会人学生を対象としたプログラムで、特定のテーマについて体系立てて学べるよう、60時間以上のカリキュラムで設計されており、修了者には法に基づく履修証明書が交付されます。

半年から1年程度のプログラムが多く、週末や夜間のみの通学で修了できるものや、eラーニングを活用したものなど、社会人が学びやすい環境が整えられています。

聴講生

正規の授業科目のうち一部の授業だけを履修できるのが「聴講生」の制度で、社会人や他大学の学生でも授業の聴講が認められています。

履修できる授業科目や在学期間、出願資格などは、それぞれの大学によって決められていますが、正規の学生や科目等履修生と異なり、履修した授業科目について試験を受けて合格したとしても単位は取得できません。

そのため、聴講生は単位取得を目的とするよりも、学びたい授業科目がある場合や、特定の教授の授業を受けてみたいという方におすすめの制度と言えます。

公開講座

公開講座は、地域や社会などへの貢献を目的として、一般の人を対象に開設する講義を指し、全国の国公立大学を中心に、年間に数回の頻度で実施されています。

オープンカレッジやエクステンション講座とも言われていますが、講座の内容は人文教養系、語学系、芸術系、医療・福祉系、社会問題系など、多岐にわたっています。

それぞれの講座の受講回数や費用については、大学や講座ごとに決められていますが、中には無料で受講できるものもあります。

サテライトキャンパス

サテライトキャンパスとは、都会や地方に本キャンパスがある大学が、校舎以外の場所に設置して授業などを行う施設を指します。

多くは、交通の便のいい駅周辺などに設置され、社会人向けの夜間授業や公開講座などが行われており、働きながら学ぶことも可能になっています。

サテライトキャンパスにおける授業は、実際に教師が対面で行う場合と、遠隔地でも参加できるようオンラインで行う場合とがあります。

 

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