バランスボールは、椅子として使うだけでも様々な健康効果が期待できますが、色々な大きさのものがあるので、自分に合うものを選ぶようにしましょう。
また、椅子として使う場合の座り方と、安全に使うための注意点も覚えておきましょう。
バランスボールの選び方
バランスボールには、色々な大きさのものがあるので、身長に合わせ適切なサイズのものを選ぶようにしましょう。
身長が150cm未満の方は直径45~55cm、身長が150~170cmの方は直径55cm~65cm、身長が170~180cmの方は直径65~75cm、身長が180cm以上の方は直径75cm~85cmのバランスボールを目安にしてください。
ボール内の空気の量を調節することによって高さや硬さを調節することができますが、椅子として使用する場合は、机の高さによりバランスボールのサイズを変更した方が良い場合もあるので、机の高さも考慮しながら選んでみてください。
バランスボールの基本的な座り方
バランスボールに座って体力づくりをする場合、基本的には次のような座り方をすると効果的です。
ボールの中心に座る
バランスボールは、もともと不安定で動きやすくなっていますが、ボールの中心にまっすぐ座るようにするのが、安定化させるコツです。
身体は安定した姿勢を維持しようとして、インナーマッスルや体幹に関係する筋肉を総動員するため、自然に筋肉が鍛えられます。
背筋を伸ばして座る
バランスボールの中心に座ったら、背筋を伸ばすように意識してください。
横から見たときに頭、肩、腰が一直線上に並ぶようにすると、骨盤が立った状態になり、効果的に体幹の筋肉を鍛えることができます。
膝を90度に曲げる
バランスボールを椅子として使用する場合、お尻と床の距離も重要になります。
座った時に膝が90度に曲がるように、中に入れる空気の量を調整しておきましょう。
脚を肩幅くらいに広げる
バランスボールに座った時の脚は、肩幅くらいに広げるようにすると、安定した自然な姿勢を維持しやすくなります。
つま先は外向きにする
最後につま先の向きを確認しましょう。
斜め45度を目安に外向きにすると、安定感があって疲れにくくなります。
バランスボールの注意点
座るだけで体力づくりができるバランスボールですが、使用に関してはいくつかの注意点があります。
バランスボールは、独特の弾力と不安定さを利用することによって、筋力アップや体力づくりに役立てるものですが、椅子として使用する場合は不安定さが思わぬ事故につながることがあるので注意が必要です。
慣れるまでは、バランスを崩して倒れたりしないよう、また万が一倒れたりしてもケガをしないよう、机の周囲をかたづけておいたり、床に敷物を敷くなどの対策を取っておきましょう。
また、バランスボールの素材の多くはポリ塩化ビニールが使われていますが、通気性がないため長時間座っていると、お尻が蒸れてしまうことがあります。
時々立ち上がるか、通気性のある座布団等を敷くなどの工夫をすれば、蒸れるのを防ぐことができます。
さらに、バランスボールは血行不良や筋肉の衰えが原因の腰痛の場合は予防と改善が期待できますが、神経や内臓疾患など他の原因が考えられる場合は、腰痛が悪化することがあるので注意が必要です。
通販で購入できるバランスボール
バランスボールは、ネット通販で購入できます。
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